ぴよ工房の『日々是迷走』 2021-01-14T18:39:14+09:00 ぴよ工房のとても適当なブログです。 JUGEM ライブの音源 http://blog.piyokobo.com/?eid=31 2014-09-15T18:18:16+09:00 2014-09-15T09:18:16Z 2014-09-15T09:18:16Z 英里さんの「茉莉花慕情」を見ました、とあちこちからご連絡いただきました。
さっそく聴いていただきありがとうございます。
ぜひ皆さんのお友達やご家族にも紹介してください!
よろしくお願いいたします。
YouTube :河井英里「茉莉花慕情」2005年4月<咲くらいぶ>... piyokobo 河井英里
さっそく聴いていただきありがとうございます。
ぜひ皆さんのお友達やご家族にも紹介してください!
よろしくお願いいたします。
YouTube :河井英里「茉莉花慕情」2005年4月<咲くらいぶ>
「ライブの映像、音源をもっとアップしてもらえますか」
「ライブアルバムは出ないんですか」
というお問い合わせが複数ありましたので、ここでご返事させていただきます。
ごめんなさい!ライブアルバムはおそらく99.9%不可能だと思います。
その理由は・・・
ライブアルバムを出すつもりでライブを録音したことが一度もない、
それどころか録音していないライブも多かった。
英里さんはライブでの録音を資料としてすら外部に出すことを好まなかった。
もちろん、映像はそれ以上に不可。
仕事で歌った曲がかなり多くあり、ライブ時に歌唱する許可はもらっていたが、
ネットにアップしたりプレスしたりすることが難しい。
私がこの中で一番困難を感じるのは、英里さんが音にとても厳しく、漠然と録音された音源を世に出すことを良しとしないであろう、という点です。
聴いてもらえる音源をできるだけたくさん残したい気持ちは私の中で大変強いのに、英里さんがokしてくれそうなレベルを十分考慮しないとならず、ハードルが高い・・・
聴きたいと思っている人に届けられれば、と心から思うのですが。
咲くらいぶでの「茉莉花慕情」の映像は素人撮影ですが、英里さんがのびのび素敵に映っていたので、これならいいよね?いい?いいね!?と天に向かってさんざん問いかけてからアップすることにしました。
他にもサルベージできそうな曲でアップしても大丈夫なものがあればチャレンジしていきます。
時間がかかると思いますが、どうか気長にお待ちくださいますようお願いいたします。
]]> 茉莉花慕情(2005年〜咲くらいぶ〜より) http://blog.piyokobo.com/?eid=30 2014-09-14T04:18:42+09:00 2014-09-13T19:18:42Z 2014-09-13T19:18:42Z
河井英里さんのライブ映像をYouTubeにアップしました。
2005年4月9日、渋谷の公園通りクラシックスでの「咲くらいぶ」でアンコール曲として歌った「茉莉花慕情」(作詞:森由里子/ 作曲:河井英里)です。演奏は(G.)加藤みちあき、(Per.)藤井珠緒、(馬頭琴)嵯峨... piyokobo 河井英里
河井英里さんのライブ映像をYouTubeにアップしました。
2005年4月9日、渋谷の公園通りクラシックスでの「咲くらいぶ」でアンコール曲として歌った「茉莉花慕情」(作詞:森由里子/ 作曲:河井英里)です。演奏は(G.)加藤みちあき、(Per.)藤井珠緒、(馬頭琴)嵯峨治彦、(Pf.)現村達也
いろいろ整理をしている中で、映像のデータが残っているのに気が付きました。
英里さんが歌っているのを見ていると胸が痛く辛い気持ちになったのですが、きっと見たい人達が沢山いるに違いありません。この歌を知らない人にも聴いてもらいたい、とも思いました。
英里さんのマネージャーの篠原さんに相談して、作詞の森由里子さん、演奏している方々のご承諾をいただき、ネットで公開することにしました。画像は小河さんがYouTube用に作ってくれました。
「茉莉花慕情」は英里さんの曲の中でも大好きな曲のひとつです。森さんの歌詞と英里さんの歌・曲が紡ぎだすせつなく美しい世界。遠いところで今も英里さんが歌っている、そう感じます。
「咲くらいぶ」はお天気で気持ち良い春の土曜の午後。公園通りにやさしい風が吹いていました。
たまたま借りたビデオカメラで藤沢が撮影しました。つたなくてすみません・・・。でも無事に1曲全部入ってました。満席で立ち見も多かったライブ、ビデオカメラを置くスペースがあまりなかったのに「茉莉花慕情」がちゃんと撮れていたのは奇跡に近いかもしれないです。
どうぞ皆さま、ご覧くださいね。
]]>秋になりました http://blog.piyokobo.com/?eid=29 2014-09-13T12:21:00+09:00 2014-09-13T03:28:20Z 2014-09-13T03:21:00Z 真夏が遠い日のような気がする九月です。
あれだけ暑くてきつかったのに〜
ところで先日、YouTubeにアップされていた英里さんの楽曲をいくつか削除申請しました。
きちんと管理してもらいたいという声もあり、私も責任を感じたので自分で削除の依頼ができる範囲でや... piyokobo 日常
あれだけ暑くてきつかったのに〜
ところで先日、YouTubeにアップされていた英里さんの楽曲をいくつか削除申請しました。
きちんと管理してもらいたいという声もあり、私も責任を感じたので自分で削除の依頼ができる範囲でやってみました。
ただ、英里さんの歌を聴きたい人もいるだろうなあと思います。
ネット上にアップしていける曲は少しずつなんとかしたいと考えています。
そのうちの1曲を今用意しているところです。
明日あたりアップできるかな。
ライブ映像なんです。
英里さんの映像はほとんど残っていないので貴重な1曲と思います。
またお知らせします!
]]> 英里さん七回忌 http://blog.piyokobo.com/?eid=28 2014-08-04T12:16:00+09:00 2014-08-04T03:19:57Z 2014-08-04T03:16:00Z こんにちは、ぴよ工房の藤沢です。
ログインできなくなってしまい、放置したままで申し訳ありませんでした。
英里さんの七回忌にようやく間に合いました。
もう七回忌とは信じられないのですが・・・
英里さんの公式サイトのサーバーをそのまま保存してあるので... piyokobo 河井英里
ログインできなくなってしまい、放置したままで申し訳ありませんでした。
<(_ _)>
英里さんの七回忌にようやく間に合いました。
もう七回忌とは信じられないのですが・・・
英里さんの公式サイトのサーバーをそのまま保存してあるのですが、移動させて記録としての音声データを配信できるように作り直しをしようと手をつけたままになっていて、七回忌に間に合わず・・・
英里さん、ごめん!
英里さんのアルバムのお問い合わせもたまっていたメールが届きました。
御返事遅くなってすみません、少々お待ちください。
皆さまにお知らせしたいことがあるので、またあらためて。
]]> 真夏の一日 http://blog.piyokobo.com/?eid=27 2013-08-04T23:40:00+09:00 2013-08-04T14:40:58Z 2013-08-04T14:40:00Z こんにちは。暑い、暑い夏ですね。
今日は河井英里さんの命日でした。英里さんが生前好きだった場所で、親しい友人達と一緒に過ごしました。思い出話は尽きません。
英里さんの笑顔と透きとおった歌声は今も身近に感じるのに、もう五年も経ったんだなあと不思議な気持ち... piyokobo 河井英里
今日は河井英里さんの命日でした。英里さんが生前好きだった場所で、親しい友人達と一緒に過ごしました。思い出話は尽きません。
英里さんの笑顔と透きとおった歌声は今も身近に感じるのに、もう五年も経ったんだなあと不思議な気持ちです。
もっといろいろ書こうと思いましたが、今日は静かに過ごした一日の余韻もあり、脈絡なく思いが巡っているので、またあらためてのこととしたいと思います。
皆さま、暑さの厳しい折、体調に気をつけてお過ごしください。
]]> 5月8日 http://blog.piyokobo.com/?eid=26 2013-05-08T23:53:00+09:00 2013-05-08T14:55:00Z 2013-05-08T14:53:00Z 大変、大変、御無沙汰しておりました。御心配おかけして申し訳ありません。
いろいろありつつ・・・今年も五月八日が来たのでやっとブログを更新しています。
英里さん、お誕生日だね、って思わずつぶやいてしまいます。
そして藤沢の父の命日です。
いつも二人のこと... piyokobo 河井英里
いろいろありつつ・・・今年も五月八日が来たのでやっとブログを更新しています。
英里さん、お誕生日だね、って思わずつぶやいてしまいます。
そして藤沢の父の命日です。
いつも二人のことを一緒に思い出しています。
昨年秋に松山から帰ったらパソコンが見事に壊れていて、困り果てていました。
うまく連絡がとれなかった方、ごめんなさい。
落ち着くまでもう少し時間がかかると思いますが、クリスマスに配布しそこなったmp3、忘れていませんので
お時間がある時にたまにのぞきにいらしてください。
皆さま、元気に楽しくさわやかな季節をお過ごしくださいね♪
]]> 愛媛県松山〜書展とライブ http://blog.piyokobo.com/?eid=25 2012-10-14T10:20:00+09:00 2012-10-15T23:01:08Z 2012-10-14T01:20:00Z 秋になってしまいました・・・藤沢です。
長い夏でしたね。
ポツン・・・ポツン・・・としかアップしなくてごめんなさい。
今日はお知らせがあります。
愛媛県松山の松山三越で柳田泰山先生を中心とした書展が開催されます。
「書の真髄〜柳田一門七人展」です。
... piyokobo ぴよ工房
長い夏でしたね。
ポツン・・・ポツン・・・としかアップしなくてごめんなさい。
今日はお知らせがあります。
愛媛県松山の松山三越で柳田泰山先生を中心とした書展が開催されます。
「書の真髄〜柳田一門七人展」 です。
これは柳田泰山先生、お父様の泰雲先生、棋士の藤沢秀行と高尾紳路、成田山新勝寺の貫主である橋本照稔猊下、須藤元気さん、そして金澤翔子ちゃんの七人の展覧会です。個性の強い七人の作品が松山三越一階のアトリウムコートに勢ぞろい。面白い書展になると思います。
10月30日と11月3日には泰山先生による大きな大きな席上揮毫もあります。松山三越の前のアーケードで20メートルもの作品を揮毫なさるとか。3日には高尾さん、須藤さん、翔子ちゃんも会場に集まり、御挨拶のイベントがあります。
松山三越のアトリウムコート・・・覚えている方、いらっしゃるでしょうか。
英里さんがミニコンサートをやった場所です。
今回の書展が行われることになったのは、英里さんがいたからこそ、なんです。
英里さんは「ふるさとみたいな気がする」というくらい松山が好きでした。
病気療養中に訪れた時「元気になってまたここでライブをやるね!」と笑顔で約束しましたが2008年にこの世を去りました。彼女が松山でライブを行ったことをきっかけにご縁がご縁を呼び、沢山の人が温かい心で次々に繋がって、この展覧会の開催に至りました。
ありがとう、英里さん。ありがとう、松山。
松山では馬頭琴の嵯峨治彦さんと一緒にライブをしました。コスモ石油のイベントに出演したり。坊っちゃん列車に乗って、温泉のはしごをして。「ん〜、オイシイ!」って鯛のお刺身やじゃこてんを食べてました。松山城にも行きました。英里さんが瀬戸内海に向かって「うみ」を歌った夏でした。
そんなわけで。
英里さん、松山でライブをやります。
札幌から嵯峨さん、扇柳さんも来てくれます。
昨年の追悼コンサートに参加いただけなかったお二人に松山へいらしていただくことにしました。松山ライブでのメンバーももちろん参加します。
ぴよ工房 Link Live in 松山
〜追悼・河井英里・・・そして松山三越「柳田一門書展」開催記念〜
日時:2012年11月4日(日)Open:18時半、Start:19時半
会場:Live music Bar カラフル
愛媛県松山市大街道2丁目1−4 ヴィスコンティ大街道ビル6階
問合せ先:Tel&Fax 089-931-6112
料金:3000円(1ドリンク付き)
プログラム
▼平賀彩乃 (vo,pf)from 東京 w:現村達也(pf)小河星志(g,pac)
▼嵯峨治彦 (馬頭琴、喉歌)from 札幌 w:たなかたかこ(g他)
▼ロケット姉妹 from 札幌
(扇柳トール:g,vo, etc &タテヤマユキ“マルカート”:accordion, vo)
▼In Memory of 河井英里
弓月さな:vo from 東京
松岡正巳:dr 吉本卓也:b in 松山
(他出演者全員参加いたします)
まずは御知らせを致しました。
今度は途切れずにブログをアップします〜
ざっくり書いたので、ちゃんと説明できていないような気もしますし・・・汗
ではまた!
]]> 4年という月日 http://blog.piyokobo.com/?eid=24 2012-08-04T04:56:00+09:00 2012-08-03T22:10:28Z 2012-08-03T19:56:00Z こんにちは、藤沢です。
英里さんのmp3には多くの方からお申し込みいただきありがとうございました。
復帰と言いつつ不活発、メールの返信も超スローですみません!
ブログの更新が滞ったもうひとつの理由ですが・・・更新しようとするたび、いまだに4年前の日々を思... piyokobo 河井英里
英里さんのmp3には多くの方からお申し込みいただきありがとうございました。
復帰と言いつつ不活発、メールの返信も超スローですみません!
ブログの更新が滞ったもうひとつの理由ですが・・・更新しようとするたび、いまだに4年前の日々を思い出してしまうからでした。書いては消し、書いては消しの繰り返し。こういう場で悲しすぎる話もよくないなあ、なんて思ったりして。
今日のこの更新にしても、昨晩から書いては消し、書いては消し(笑)このままだと永遠にアップできないので、やっと踏ん切りがついたところです。
8月3日夜から4日の朝にかけては、この4年、眠ったことがありません。この先も同じかもしれないです。静かな病室で英里さんと二人、お別れの時が近いことを感じながら夜が過ぎて朝になりました。
あれからちょうど4年です。
このところ連日オリンピックのニュースを見ながら、4年という月日を感じています。英里さんはスポーツ観戦がとても好きで、4年前の北京オリンピックも通院しながら「もうすぐだね」と言ってました。北京は8月8日が開会式だったため見ることはなかったのですが。
北京とロンドン、ふたつのオリンピックに出場している選手にとって、この4年は努力、努力だったことでしょうね。心身ともに強くなければ達成できないこと、本当にすごいと思います。
皆さんにとってはどんな4年間でしたか。
嵐のように過ぎ去った4年間、というのが私の実感です。いろいろなことがありすぎました。我ながら弱ッチョロくて情けないことです、まったく。
でもそんな中で英里さんのファンの方から嬉しいお便りもいただき、「ああ、英里さんも喜んでるだろうなあ」と思って感謝しております。
これからオリンピックが来る4年ごとに、何年経ったって数えてしまうんでしょうね。
2016年はリオデジャネイロです。4年後、英里さんに「こんな4年間だったよ」と充実ぶりを報告できるよう、頑張らないと!
丸一年になりますが、昨年の追悼コンサートへのお集まりを感謝しつつ、画像を載せます。
ありがとうございました。
今年も暑い毎日が続いています。
どうぞ御自愛ください。 ]]> 御無沙汰しておりました、復帰します http://blog.piyokobo.com/?eid=23 2012-05-08T07:09:00+09:00 2012-05-07T22:24:02Z 2012-05-07T22:09:00Z こんにちは、藤沢です。
皆様、お元気でしょうか。
大変長らくご無沙汰して申し訳ありませんでした。
昨年、入院・手術などでしばらく療養していました。メールを下さった方々、返信できずごめんなさい。
割と急に手術日が決まったものですから、親しい友人にもほと... piyokobo ぴよ工房
皆様、お元気でしょうか。
大変長らくご無沙汰して申し訳ありませんでした。
昨年、入院・手術などでしばらく療養していました。メールを下さった方々、返信できずごめんなさい。
割と急に手術日が決まったものですから、親しい友人にもほとんど伝えないまま入院してしまいました。手術してから連絡しようなんてのんきに考えていたら、想定外の合併症でそれどころじゃなくなってしまいました。
思いのほか回復に時間がかかり焦りましたが、ようやく元気が出てきたと実感してます。復帰しますのでよろしくお願いいたします。
入院中にいろいろなことを考えました。強制的に休養するしかなくなり、この何年かのことを振り返る時間がたっぷりありました。英里さんの他界、義父である藤沢秀行の他界、他にも親しい方々の逝去が続き、震災があり・・・
自分がこの局面を無事に切り抜けられるのか、ということも含めて、これから先どうやっていこうか、と。大袈裟に言うなら、どう生きてどう死ねばいいのか考えていました。
藤沢の母の新著のあとがきを依頼されていたので、病院のベッドで最終の校正をしたのですが、亡くなった藤沢の父のことを思い出し、こんなところで寝てる場合じゃないなあと思いました。角川書店から『大丈夫、死ぬまで生きる』 (藤沢モト著)が出版されています。良かったらぜひ御一読ください。
この本には藤沢秀行名誉棋聖とシンガーソングライター河井英里との交流については書かれていませんが、いずれその話をここに書きたいと思います。「あの子とは何か縁があるんだろうねえ」と父が言っていました。「秀行先生が下の病室にいるなら安心だわ〜」と最後の入院で言っていた英里さんの笑顔を思い出します。二人は同じ日に同じ病院に入院、英里さんが先に他界しました。
今日、五月八日は藤沢の父の命日です。そして英里さんの誕生日。
いつも二人のことを一緒に思い出すのです。これから先もずっと。
ところで、追悼コンサートの時に会場で英里さんの未発表MP3をプレゼントいたしました。MP3は何種類かあり、プログラムにそのうちの1曲のダウンロード先が記載してある、というプレゼントでした。
本日、英里さんのバースデイなので、その折に配布したMP3をプレゼントしたいと思います。
このブログについている「ぴよ工房へのお問い合わせ」メールフォームからお申し込みください。ダウンロード先のURLを御申し込み順に割り合てますのでどの曲が当たるかはランダムになります。昨年の追悼コンサートですでにもらっている方は、この曲じゃないのにして、と一言御記載ください。
6月8日まで受け付けます。
本当に長い留守で申し訳ありませんでした!
皆様もどうか健康に気を付けてお過ごしください!!
]]> 英里さんのペンダント http://blog.piyokobo.com/?eid=22 2011-10-17T21:49:00+09:00 2011-10-17T15:39:11Z 2011-10-17T12:49:00Z こんばんは、藤沢です。
8月9日の「指輪のゆくえ」で触れたペンダント(英里さんが亡くなったお母さんの形見の指輪で作ったペンダント)の写真を見つけました。出来上がってきたのが嬉しくて、携帯で写真を撮って送ってくれたのです。日付を見たら2007年の4月でした。ア... piyokobo 河井英里
8月9日の「指輪のゆくえ」 で触れたペンダント(英里さんが亡くなったお母さんの形見の指輪で作ったペンダント)の写真を見つけました。出来上がってきたのが嬉しくて、携帯で写真を撮って送ってくれたのです。日付を見たら2007年の4月でした。アクセサリーを買うこともありましたが、普段メールで送ってくる写真といえば、まず料理、次に問合せ用画像(これどうすればいい?とか、このシールドはどこにつなぐ?とか)、それから風景、たまにイベント(お祭りとかマラソンなど)だったので、アクセサリーの写真は珍しかったです。よほど嬉しかったのでしょう。
もうひとつ、オマケ。たまたま今日と同じ10月17日(2007年)に英里さんが撮った写真があったので。
これは携帯での試し撮りです。ちゃんとしたカメラで撮る前にざっくりしたイメージを考えている最中の一枚。たぶん英里さんの自宅の居間ですね。灯りを使って、何かを表現する作品を撮りたかったようです。
2007年は英里さんにとって良い年だったなと思い出してます。
]]> 金澤翔子ちゃん http://blog.piyokobo.com/?eid=21 2011-10-15T23:23:00+09:00 2011-10-15T20:08:01Z 2011-10-15T14:23:00Z 引き続き藤沢です、こんばんは。
英里さんの追悼コンサートで柳田泰山先生が席上揮毫をしてくださいました。
今日は泰山先生のお弟子さん、ダウン症の書家として活躍中の金澤翔子さんのことをお伝えしますね。
翔子ちゃんと最初に会った時「同じだね、ふたごさんだね... piyokobo ぴよ工房
英里さんの追悼コンサートで柳田泰山先生が席上揮毫をしてくださいました。
今日は泰山先生のお弟子さん、ダウン症の書家として活躍中の金澤翔子さんのことをお伝えしますね。
翔子ちゃんと最初に会った時「同じだね、ふたごさんだね」と言われて以来、私は「ふたごさん」です♪名前がショウコなので。
ダウン症というのは21番染色体が1本多い、先天性の疾患です。身体的に知的に発達が遅れていたり、合併症があったり。日常生活でも何かと苦労が多いことと思います。
でも翔子ちゃんと一緒にいると、自分の方が「1本足りない」んじゃないかと思うんですよ。あの純粋な心、得をしようとか、うまくやろうとか思わない、まっすぐな眼差しは、私が落っことしてきてしまった一本の中にあるのかも。
翔子ちゃんは英里さんともお付き合いがありました。翔子ちゃんのお祝いの会で英里さんが歌ったり、英里さんのライブに翔子ちゃんが来てくれたり。楽しい時間を一緒に過ごしました。
英里さんが亡くなったあと「河井さんに会いたい」と泣きじゃくってた翔子ちゃん。「お空にいるね、わたしのお父さんもお空だよ」と目に涙をいっぱいためてるくせに、一生懸命笑おうとしてました。
追悼コンサートの日にもお母様と一緒に来てくれて、「河井さん、歌ってるよ」ってニッコリして教えてくれました。そうだね、空の向こうでいっぱい歌ってるよね。悲しい時でも翔子ちゃんがいてくれてとてもありがたかったです。今も耳を澄まして英里さんの歌を聴いてくれてる、本当に嬉しいですよ。
展覧会にイベントにと大活躍の翔子ちゃん。今こうして花開いているわけですが、小さい頃からお母様がどれほど気持ちと力を注いで育ててこられたことでしょうか。書道の先生として、母親として、大きな大きなお仕事をなさったのだと思います。翔子ちゃん自身の頑張りと二人三脚だったのでしょう。皆様もぜひ、翔子ちゃんの作品をご覧になってください!
来年のNHK大河ドラマ『平清盛』の題字、そして『世界体操東京2011』番組テーマソングになっているゆずの『翔』(シングル、11/30発売)でもジャケットを揮毫しています。翔子ちゃんの「翔」ですね。
翔子ちゃんの師匠である泰山先生はダウン症だから手加減したり、手伝ったりすることは絶対にありません。翔子ちゃんも根性があって、できるまでお稽古します。どんなに疲れても、自分から「出来ない」「休みたい」とは言わないので、オーバーワークを気を付けてあげないといけないくらいです。
ジャケット用の「翔」という作品のことで「ゆずの眼鏡の方の人が来たよ」と泰山先生。いえ、先生、お二人とも眼鏡じゃないんですけど(笑)ちなみに作詞・作曲は北川さんです。楽しみです♪
]]> 報告2:河井英里追悼コンサート http://blog.piyokobo.com/?eid=20 2011-10-15T06:58:00+09:00 2011-10-15T00:27:18Z 2011-10-14T21:58:00Z 藤沢です、おはようございます。
雨ですね。ボタボタ降ってます!降るごとに寒くなっていくのでしょう。
英里さんのマネージャー、篠原さんがあちこちに連絡してくれているので、その返事を待ちつつ、あれこれとお話ししていきたいと思います。小さな写真でも了解をい... piyokobo 河井英里
雨ですね。ボタボタ降ってます!降るごとに寒くなっていくのでしょう。
英里さんのマネージャー、篠原さんがあちこちに連絡してくれているので、その返事を待ちつつ、あれこれとお話ししていきたいと思います。小さな写真でも了解をいただかないと載せられないのでお待ちくださいね。
仕方ないのでとりあえずこれを。
追悼コンサートではぴよ工房の小河さんは裏方に徹してました。中でも当日、密かに大事だったのがスクリーンの上げおろし。自動じゃなかったので、ヨイショヨイショと手作業をやってもらいました。この写真はスクリーン前でARIA関係のトークが行われているところです。
小河さん、一回、上下を間違えましたよね・・・・汗。方向音痴の能力がこんなところでも発揮されていました。
それからこれは昨日アップした赤い写真のドレスを着てる英里さん。
いつものアー写とは違うバージョン。どれにしようか選んだ時に「ちょっとふざけ過ぎ?」と悩んで、いつも使っている方を採用してました。たしか赤坂レッドシアターのコンサート用に撮影したんじゃなかったかな。スタジオが池袋だったので私も見学しに行ったんです。終わってからベトナム料理を食べたいと張り切っていたのに店が休みでした。代わりに何を食べたんだろう・・・思い出せません〜〜
思い出せなくてスッキリしないので、他の店を御紹介。この店を好きな人がみんな言うように、本当はあまり紹介したくないのですが(笑)
ぴよ工房の近所にあって、英里さんもお気に入りだった店です。「レストラン イデオ」 (Hideoのフランス語読み)というフレンチ。有機野菜を使っていて「野菜を美味しく食べてもらいたい」という店だとか。エゾ鹿や羊なども美味しいです。野菜や果物のはじっこを丁寧に使ってプティフールにしたり。お店の雰囲気は雑然とした昭和な感じで、イデオさんと思われるシェフは一人で忙しく愛想はないですが、真面目な感じの人です。全然オシャレじゃないところがまたいいんですよ。「こういう料理を出したい!」と熱意がすごく伝わってきて英里さんも私も好きでした。10人くらいしか入れないので、ランチにいらっしゃるならお早目に。ランチが945円、デザートも飲み物も付いてます。
ぴよ工房宛にメールをくださった皆様、本当にありがとうございます。御返事が遅くなってすみません。ゆっくり返信を書かせてください。
]]> 報告1:河井英里追悼コンサート http://blog.piyokobo.com/?eid=19 2011-10-14T01:24:00+09:00 2011-10-13T17:05:59Z 2011-10-13T16:24:00Z こんばんは。
追悼コンサートの写真の掲載許可を待っているところなので、その間に別の写真を載せてみますね。
いずれも英里さんが撮影したものです。
風景がほとんどですが、上記の赤い一枚、なんだかわかりますか?
たぶん皆さん、ご覧になったことがあるはず... piyokobo 河井英里
追悼コンサートの写真の掲載許可を待っているところなので、その間に別の写真を載せてみますね。
いずれも英里さんが撮影したものです。
風景がほとんどですが、上記の赤い一枚、なんだかわかりますか?
たぶん皆さん、ご覧になったことがあるはずです。
英里さんが来ていたドレスなんですよ。ポートレートでも着ています。
気にいってる服でした。
花のあたりを少しぼかして、雰囲気を出して撮ったらしく、ドレスだけでなく写真の方も気にいっていたようです。
手帳に挟んで持っていました。
小さなピアノはオルゴール。聞こえてくるのは「シャ・リオン」です。
写真を習いはじめてからずっと、ライブの時にプロジェクターを使ってスクリーンや壁に映したい、と言っていました。渋谷クラシックで一度やろうとしたのですが、作品が間に合わず・・・残念!赤坂レッドシアターはそういう感じのライブではなかったので、この次こそやるからねと言ってたのです。
追悼コンサートでは、英里さん撮影の写真に子供の頃、学生時代など思い出の写真も加えて、さりげなく会場に映しました。『Oriental Green』の「メモリアルDVD」制作に参加した田山雅也さんが映像の操作をしてくださいました。
湘南へ行ったり、都内のあちこちに行ったり、カメラを持って一人で撮影に出ることがよくありました。メカ音痴でありながら、ものすごい頑張りだったと思います!ふーふー言いながら取り組んでましたから。
ちょうど今頃、秋のはじめの気候の良い休日に「撮影してきたよ♪」と満足そうに連絡がきて、「お腹すいちゃった!何食べる?」って嬉しそうに笑っていたなあ・・・・
]]> 月光天聲 http://blog.piyokobo.com/?eid=18 2011-10-12T00:52:00+09:00 2011-10-11T17:08:27Z 2011-10-11T15:52:00Z 河井英里追悼コンサートで書家の柳田泰山先生に席上揮毫していただいた書をアップします。
光田康典さんの曲「月の調べに」が流れる中で揮毫してくださいました。
「月光天聲」(げっこうてんせい)・・・英里さんのイメージによる泰山先生の造語です。
(クリックする... piyokobo 河井英里 柳田泰山先生 に席上揮毫していただいた書をアップします。
光田康典さんの曲「月の調べに」が流れる中で揮毫してくださいました。
「月光天聲」(げっこうてんせい)・・・英里さんのイメージによる泰山先生の造語です。
(クリックすると大きな画像が開きます)
ポチポチですみませんが、追悼コンサートのあれこれ、その他のこと、少しずつアップしていきますのでよろしくお願いいたします。
]]>「海まで歩く」〜福島県浪江町〜 http://blog.piyokobo.com/?eid=16 2011-10-09T11:21:00+09:00 2011-10-09T02:28:49Z 2011-10-09T02:21:00Z ぴよ工房の藤沢です。
しばらくブログが滞っていて大変申し訳ありませんでした。
少し落ち着いたのでブログを再開したいと思います。
8月の追悼コンサートについてアップする前に、私のプライベートなことですが英里さんのアルバムにも関係があるので記載させてくださ... piyokobo その他
しばらくブログが滞っていて大変申し訳ありませんでした。
少し落ち着いたのでブログを再開したいと思います。
8月の追悼コンサートについてアップする前に、私のプライベートなことですが英里さんのアルバムにも関係があるので記載させてください。
3月の震災・原発事故からもうじき7ヶ月。寒かったあの日から春、夏を抜けて、お彼岸も過ぎすっかり秋です。
あまりにも多くの方が亡くなりました。復興もなかなか進まず、被災された方々はどれほど辛くしんどいことでしょうか。
河井英里さんのアルバム『オリエンタル・グリーン』の「音の葉便り」に「海まで歩く」という曲が収録されています。
小河さんが作曲、藤沢は作詞で英里さんが歌ってくれました。
その時のレコーディングはとても楽しくて良い思い出です。
ぴよ工房の近所の「伊勢屋」さん(オジサンは無愛想だけど実は親切)という和菓子屋で買ってきたお団子を食べながら、のんびり録音しました。
お天気がよくて、穏やかで・・・幸せだったなあと思います。
「懐かしい風景の歌だね。凛として前へ進む気持ちで歌える」と英里さんが言ってました。
歌われている風景は福島県の浪江町。私の父の実家があります。
子供の頃は毎年、お盆が近くなると遊びに行ってました。
浪江町は福島第一原発のある双葉町に隣接しています。父の実家は直線距離にすると原発まで10キロもありません。
お盆になると父の兄弟姉妹が子供連れで帰省するので、祖父母の家には子供だけで十人以上集まっていました。
いとこ達と遊んだり、ホタルやセミを採りにいったり。
海が荒れてくる時期なので、波にのまれながら泳ぐと水着の中が砂でいっぱいになりました。
いつも仏壇に桃が上がっていたせいか、桃の香りが夏の記憶に残っています。
田舎へ行く密かな楽しみが「蔵」でした。
父の実家は造り酒屋なので、大きな酒蔵があります。
蔵で働くおじさんやおばさんと一緒になってお手伝いの真似ごとをするのが楽しくて、祖父に叱られても、妹と連れ立ってしょっちゅう行ってました。
酒瓶が崩れて怪我人が出たことがあり、祖父は心配して「蔵さ行ぐな!」と言うのですがこっそり忍び込みました。
蔵は真夏でもひんやり涼しく、しんとしていて、秘密が隠されていそうな不思議な場所でした。
祖父は時代劇に出てくる老武将めいた風貌で、怒ると雷が落ちました。
厳しくても優しい人でしたし、私はおとなしい子供だったせいか怒られた記憶がありません。可愛がってもらったと思います。
請戸川の鮭のやな場に連れていってくれたものです。やな場は曽祖父の代に町で組合をつくってはじめた事業と聞いています。
私が子供の頃、祖父は所長でした。
鮭の卵を人口孵化して育て、稚魚を放流するのです。四年もたつと鮭は大きくなって帰ってきます。
近年では東北最大のやな場になったと聞きました。
祖父は孵化の様子を説明をして、きれいな水があるから美味しいお酒も造れるし鮭もいっぱい帰って来る、そんなことをまだ小さい子供の私に話してくれました。
台風の影響で海が荒れ泳ぎに行けなかった年、東京に戻る前にどうしても海が見たくて、従兄に連れていってもらったことがあります。
畑の中の細い道を歩き、潮の香がしてくるともうじき海岸。
水平線に向かってどこまでも歩いて行ける、そう信じた遠い子供時代の夏でした。
あの町も田畑も港も海岸も地震と津波で破壊され、浜に立つと見える第一原発が煙を吐き・・・・
失われたものが大きすぎます。
こんなことになるとは考えてもいなかった、本当に自分は愚かであったと思います。
私には何ができるんだろう・・・
復興まで長い長い道程となりそうです。
でも東北の人は粘り強くて、底力があるので大丈夫。
都会で暮らす自分の方がずっとひ弱で情けない気がしてます。
先が見えない不安の中にいる方々が一日も早く、安堵して過ごせる日常を取り戻せますように。
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